からもわかるように科学的利用というよりむしろ、軍事的色彩が極めて高いことがうかがえる。しかし、冷戦の終結に伴い予算が大幅に圧縮されたことで、軍事・非軍事を問わず外部からの利用を強く望んでいるようだ。これらの機関はいままでに軍事・非軍事を問わずさまざまな研究をすすめ、工学的ノウハウを蓄積してきた機関である。その蓄積された技術を基に、民間をはじめ他の機関が行うプロジェクトにおいても共同研究の形態で技術的アドバイスを与えること、および施設の貸し出しを行い施設の維持を考えているようである。また、後者では実際に海洋調査を行いデータの提供を行うNaval Metorogy and Oceanography Commandなどがブースを開いていた。やはり、民間企業や他の研究機関に広く利用を呼びかけていたようである。